国内マーケット情報

●東京石油市場

25日の東京石油製品は急反落して取引を終えた。ガソリン期先10月限は前日比770円安の6万3300円、灯油期先10月限は同690円安の6万3640円、原油期先9月限は同600円安の4万8270円。NY原油急反落を嫌気して朝方からの大幅安も予想された。それがガソリンの高納会が影響して下げ渋って始まった。そのトガメかたがた、その後売りが先行、円高や株価急落が嫌気され、前引けにかけて下げ幅を拡大することに。朝方の下げ渋りが仇になったといえる。ガソリン納会は商社筋の大量渡しがなかったため、上伸へ。後場に入って早々戻りをみせたが、安値から200円~300円の戻りにとどまった。

日経平均株価の地合いの悪さもあって買いは手控えられ、14時以降、前日特に大きく買い進まれた灯油期先の下げが大きくなり、前場の安値を更新する動きをみせていた。その後は再びこう着した展開になり、全くの動意薄の展開となった。円高進行の動きもあったが、売り物不在で下げとまったが、結果的に前日急伸した灯油がより大きく売られることになった。今晩のNY原油ではEIAの在庫統計が注目される。ガソリン・中間留分在庫とも久し振りに増加が予想されている。製油所稼働率の大幅改善とイースター休暇の反動で需要一服も期待されている。それを先取りして前日のNY原油は急落したこともあり、知ったらしまいで出直すことも考えられる。その他目立った材料はないが、NYガソリン期近が納会を前に2.20ドルを上抜き、高値を更新している。今後の定期修理入りでの供給不安もあり、ガソリン在庫の積み増しはままならない状況にある。従って、引き続きガソリンが牽引役になって原油の急伸をもたらすとみる。NY原油の67台は引き続き視野に入れたい。


●東京トウモロコシ市場

25日の東京トウモロコシは反発し、先限は高値引けとなった。期先5月限は前日比330円高の2万6830円。シカゴ急伸を好感して高寄りして始まった。時間外では一段と上伸しているが、円高や工業品市場の急落もあって買いは手控えられている。商いも朝方から低調を余儀なくされていた。そんな中、ここ最近の東京市場の流れを作っている投機筋が寄り付きから積極買いをみせていることが目立つ。後場は前引けの大豆の強調地合いと貴金属の後場に入っての急速な出直りの動きをみて買い進まれたといえる。大引けは玉次第の中、先限はファンド筋と実需筋のまとまった買いがみられ、今週に入って高値引けを繰り返している。今晩のシカゴコーンは続伸が期待される。27日から5月1日まで気温が上昇し、晴天が続くという。26日までは降雨の見通しだが、その後は作付に適した天気に逆戻りとなる。さて、先日は5月に入っても乾燥気味の天気が続くとみられていたが、それがここにきて5月上旬の雨模様の天気が予想され始めている。6日~10日、8日~14日後予想でも平年以上の降雨が指摘されている。現在、遅延している作付の回復にその降雨が大きな壁になるとみられる。4月末時点での作付進捗率は平年で40%台半ばだが、次回発表される数字はせいぜい20%台。その後の降雨によって平年並のペースに戻ることはかなり難しい状況といえる。唯でされ、コーンの作付面積は高水準なだけに例年よりも早いペースでの進展が重要となるが、その期待もかなり難しい状況である。ファンド筋は積極買いに動くとみられる。目先的な大幅玉も十分考えられるところ。



●東京大豆市場

25日の東京米国産大豆はNon-GMO大豆期近を除き反発している。一般大豆期先4月限は前日比260円高の4万2400円、Non-GMO大豆期先2月限は同10円高の4万7580円。シカゴ急落の中、前日の時間外安でシカゴ急落をある程度織り込んでいたこともあり、玉整理で急落したNon-GMO大豆期近を除き、下げ渋っている。時間外での大豆反発を好感して前引けには一般大豆全限とNon-GMO大豆期先は上伸している。本日Non-GMO大豆先限が新甫発会したが、人気がイマイチ持ち上がらず、サヤを買う動きも限定的だった。後場に入ってトウモロコシ一段高や大豆の時間外高を好感して一段と上伸している。一般大豆は急反発し、大幅高で取引を終えた。シカゴ急落を忘れさせる強引な上げだが、薄商いが影響した模様。期先は他市場の弱地合いのタイミングと重なり、大衆筋の手仕舞い売りかたがた、高値から値を落として引けた。Non-GMO大豆大引けは円高の場の悪さと時間外での上げ幅縮小が嫌気され、戻り高値から大きく値を消して引けた。一般大豆期近とは対照的だった。今晩のシカゴ大豆はそろそろ自律反発も。連日10セント以上の急落を続け、4月に入って70セントも暴落しており、テクニカル面での売られ過ぎ懸念も考えられる。ただし、これまで同様、戻りは限定的。改めて大豆を買い進む材料は全くない。南米の売りヘッジは拡大しており、大豆への作付シフト懸念も解消されず、今後さらに拡大することになるだろう。月末の第一回受渡通知日を目指して期近5月限は7.20ドル台までの戻り後に7ドルちょうどを目指すことも考えられる。大豆の作付問題は実際5月に入ってからとなり、現在の天気を材料に買い進むのは時期尚早といえる。



●東京コ-ヒ-市場

25日の東京アラビカはNY安を嫌気して下げを強いられた。期先1月限は前日比400円安の2万1270円。NY続急落もあり、朝方から東京は売られる展開となった。久しく東京はNY安でも下げ渋ってきたが、前日東京粗糖がその下げ渋りの反動で急落したこともあり、その値動きがアラビカでも表面化したようだ。NYはオプション納会絡みの高値から10セント近くも急落したが、東京の下げ幅はそれに比べるとまだまだである。週明けに乗り換えの売り攻勢をかけてきた弱気筋は前日に続き、本日も売りを仕掛けてきた。後場に入って期先は根値ごろ買い再燃で戻りをみせている。本日比較的出来高も多く、玉整理が進んでいるとの認識の現れともいえる。ただし、円高傾向もあり、大引にはやや売られることに。今晩のNYコーヒーは続落か。テクニカル面ではそろそろ自律反発も想定されるが、コーヒーを取り巻くファンダメンタルズはまだまだ悪い。ブラジルの裏作も期待外れの状況と市場は捉えている。生産国の輸出攻勢も継続し、荷圧迫が圧迫要因になっている。時期的にブラジルのコーヒー収穫期の降霜を警戒する時期に入る。ただし、ここ数年、降霜は全くない。コーヒー産地が赤道に近い方向に移動しているためで、今年も降霜による被害は皆無とみられる。いずれにせよ、期近7月限の1.05ドルが目先の下値目標になり、それを割り込むことになれば、一気に1.00ドルも視野に入る。

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