国内マーケット情報

●東京石油市場

1日の東京石油製品はマチマチ。ガソリン期先11月限は前週末比90円高の6万3870円、灯油期先11月限は同110円安の6万5400円、原油期先9月限は同260円高の4万9280円。GW連休の谷間ということで薄商いの取引に終始。ガソリンは後場寄り過ぎにようやく出来高は1万枚台に乗せた。GWという時期的要因からガソリンが買われ、そのヘッジとして灯油期先を売る仕掛けも拡大していた。後場に入ってガソリン先限はあっさり6万4000円台を示現した。それでも利食い売りも台頭して、一方的な動きにはならず。GWの谷間から小刻みな手仕舞い売りが出ていたことも十分考えられる。引けにかけてガソリン先限は利益確定の売りが台頭したためか、上げ幅を縮小していた。時間外でのNY原油の下げ幅縮小の動きは支援材料になり切れず。

本来であれば、時間外での大きな反発の動きから一段高となってもおかしくはないが、GWだけにこれも仕方なし。今晩のNY原油はNYガソリン上昇が期待されるだけに、原油も支えられることが想定される。5月に入って定期修理の動きが米国でも拡大する。これまでの在庫積み増しが製油所トラブルで不十分なことから、例年以上に定期修理には敏感でもある。納会した5月限は2.30ドル台だったが、期近6月限の2.30ドル示現も待たれるところだ。さて、原油がこのガソリン急騰にどこまで追随するかどうかである。今春のNYガソリン急騰でも反応みせない時期もあったが、原油の急伸はNY株式下落に直結する。このため、70ドルには株安をもたらすため、大きな壁が立ちはだかっている。従って、NY原油の上値メドは引き続き67ドル台が目先精一杯とみる。週末にかけてNYガソリンが急伸しても原油はジリ高か。

●東京トウモロコシ市場

1日の東京トウモロコシは下落して引けた。期先5月限は前週末比210円安の2万6860円。連休中のシカゴは急落している。週明けシカゴ引け後に発表された作付進捗率が事前予想を下回る数字となったことで、時間外高となり、これを好感して期央まで高寄りして始まった。期先は連休中のシカゴ急落を嫌気した整理売りを浴びて対照的に安寄りしている。時間外での上げ幅縮小もあり、期先ではGW谷間の整理商いが加速し、前引けにかけて一段と値を消している。期央はバイカイ筋の売り買いに乱高下をみせていたが、期先は戻り局面でも大きく売られることになった。後場に入り戻りをみせる場面もあったが、後場2節で先限が本日の安値示現の動きをみせたこともあり、期先は再び売られることになった。安値を示現していた先限は幾分戻していていたが、大きく売られることになった。今晩のシカゴコーンは反発が十分予想される。時間外以上の上げを期待したいが、これはアイオワとネブラスカなど、米コーンベルト西部の作付遅れが深刻化しているためである。アイオワの作付遅れは洪水をもたらした豪雨の影響であり、作付は進まず、州平均の農作業日数は1.3日にとどまった。昨年同時期の4.4日から大きく後退している。また、土壌水分の過剰状態も拡大している。今週は気温がかなり上昇するとみられるが、降雨も予想されている。この降雨による作付遅れが警戒されるだけに、5月上旬でのアイオワでの作付遅延は難しい状況とも考えられる。ここ数年、アイオワやネブラスカで経験したことがない遅れだけに、今週の降雨予報がより確実になれば、今晩のシカゴは10セント前後の上げも期待されるが。

●東京大豆市場

1日の東京米国産大豆はマチマチ。一般大豆期先4月限は前週末比60円高の4万2660円、Non-GMO大豆期先4月限は前週末と変わらずの4万8690円。シカゴは連休中に上伸した。コーンの作付が急ピッチに進むとみられ、大豆の作付シフトに対する思惑が後退している。さて、東京はシカゴ高を好感して上伸して始まった。連休の谷間ということで商いは極めて薄い。その薄い中、一般大豆では前週末同様、一部投機筋のまとまった買いが本日も大きな支えになり、強引な買い進まれる展開となっている。後場に入って期先2限月は相変わらず強引に買い進まれたが、先限では前引けでのNon-GMO大豆期先の上げ幅縮小の動きなどもあって値を消し、一気にマイナス圏まで売られることに。2月限とは一気にサヤを縮小したが、その他限月の割高さが一層露呈されることにもなった。大引けの一般大豆は強引に買い進まれていた期先12月限、2月限が高値から値を消して安値引けとなった。先限は買い戻されたが、小幅高にとどまった。連休中のシカゴ上伸は空振りに終わった。Non-GMO大豆は一般大豆よりも一足早く期先の地合いが悪化していたが、後場2節では打診買いもあって安値から戻している。一般大豆先限の動きが好感された模様。今晩のシカゴ大豆は作付シフト問題が注目される。大豆の作付進展も明らかになったが、大豆の作付遅れを警戒するにはまだ時期尚早。それでもコーンの作付遅れが大豆の作付遅れにつながることも懸念されることも十分考えられる。大豆へのシフト以上に、大豆の遅延は懸念されるのは5月中旬とみるが、今週の天気が試金石。ところで、5月11日の需給報告で初めて2007年度の米国大豆の需給バランスが明らかにされる。大豆の作付面積減少の影響もあり、強気の数字になるとみられ、来週は買われ易い環境になることも想定される。大きく下落するとすれば、今週の限定的期間とも考えられる。

●東京コ-ヒ-市場

1日の東京アラビカは下落している。期先3月限は前週末比110円安の2万1210円。週末のNYは大きく下落しており、東京も安寄りとなった。それでも商いは一段と低迷しており、売り向きもなく、小幅安にとどまっている。後場に入って穀物相場の地合い悪化を嫌気してようやく100円以上の下げをみせる限月が出現したが、朝方この程度の下落でもおかしくはなかった。その後は小康状態で、大引けの取引時間は5分もかからず。まさに蚊帳の外におかれていた。今晩のNYコーヒーは期近7月限の1.05ドルが目先の下値メドになる。ブラジルの4月のコーヒー輸出も200万袋に近い数字になりそうだ。昨年11月以降、6ヶ月続けて200万袋前後の輸出となり、かなりの高水準な輸出を続けている。このため、消費地在庫も潤沢であり、問題は全くない。ブラジルの裏作という材料で1.30セントを昨年末は目指したが、その期待も失望に終わっている。世界の需給環境からみて1.00ドル割れも致し方ない状況である。収穫期前でなければ90セントを目指していたともいえる。いずれにせよ、NYの地合いはまだまだ弱い。

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