国内マーケット情報

●東京石油市場
22日の東京石油製品は大幅続伸している。15時半現在のガソリン期先8月限は前週末比1270円高の5万5760円、灯油期先8月限は同1210円高の5万2550円、原油期先7月限は同970円高の4万5810円。週末のNY原油の80ドル示現とNYダウ上伸も手伝って大幅高で東京市場は始まった。朝方は1000円以下の上げ幅だったが、連休明けの上海株の動向に期待する買いが集まり、その後一気に水準を切り上げ、朝方の値位置から500円~600円の上げを演じた。NY原油も上海株に期待した動きをみせていた。しかしながら、上海株は期待外れの動きをみせ、東京市場の買いは一巡し、昼以降、上げ幅を縮小する動きを演じていた。それでもまだ、高値を維持していたといえる。13時半以上、ユーロ安をキッカケにして東京石油市場はジリジリと水準を切り下げた。14時から再開した上海株もまた冴えない動きをみせたことで、一段と水準を東京は切り下げている。14時半以降、NY原油の軟化が一巡したこと、日経平均株価の買い戻しもあって石油市場のジリ貧は解消されていた。上海株の動きと同じように注目されたNYダウ先物だったが、昼前の値位置から変わらずの状況が続いていた。

欧州の株価待ちとみられ、その意味で17時からの値動きがまた激しくなると推測される。15時台に入って一進一退の展開で、狭いレンジ取引をまた再現していた。まずは欧州の株価の動向と上海株の終値に目先は注目したい。今晩のNY原油はフランス・トタルのストライキの動向次第。週末に決裂しており、週明けからストライキの規模が拡大する見通しとなっている。米国全体ではガソリン在庫は潤沢で、需要も相変わらず低調ながら、米東海岸地域では輸入依存度が高いため、ストライキによる影響は見逃せず、その真っ只中にあるNYの反応も敏感といえる。チャート上では81ドル台半ばまでの戻りは想定しておきたいが、あとはそのストライキを巡るNY市場のマインド次第だけに、東京市場での判断は難しいといえる。さて、今週は住宅関連の指標が相次いで発表されるため、これも判断材料になるだろうが、ストライキの有無が相場のカギを握っている。

●東京トウモロコシ市場
22日の東京トウモロコシは反発。期先3月限は前週末比400円高の2万1070円。週末のシカゴ上伸に加えて、他商品の強調地合いを好感する格好でトウモロコシも買い進まれ、前場2節には先限は2万1000円台に水準を切り上げた。人気は相変わらずイマイチだったが、他商品の急伸かたがた、売り方不在だったことが影響したとみられる。朝方日計りの買い妙味ありと指摘していたが、それも可能だった。後場に入っても先限は2万1000円台を維持していたが、ここは売り方にとっては追撃売りのタイミングだったとも考えられる。先限は大台を維持して引けたが、ファンド筋の乗り換えの売りが目立った一日だったといえる。今晩のシカゴコーンは反落するとみる。時間外の上昇は売り場提供とみる。NY原油の続伸もあり、連想買いでさらなる調整高をみせたといえるが、これでテクニカル面での売られ過ぎ懸念も解消され、月末の第一回受け渡し通知日に向けた調整安に弾みが続くとみる。かねてからシカゴ市場でのインデックスファンドによる整理商いを2月最終週に想定していたが、その局面にようやく入ったといえる。インデックスファンドの仕掛けが週明けにみられるかどうか注目したい。もしみられれば、整理商いは今週続くことになる。逆に確認できなければ、テクニカルな買いも想定される。まずはファンドの動き次第。南米のさらなる供給増加観測もあり、買い材料は見当たらず。

●東京大豆市場
22日の東京米国産大豆はシカゴ安にもかかわらず上伸。一般大豆期先2月限は前週末比550円高の4万0130円、Non-GMO大豆期先12月限は同320円高の4万7520円。週末のシカゴ続落も時間外の切り返しや他商品の急伸が好感され、一般大豆は大きく買い進まれることになった。期先は4万円の大台も朝方から示現している。まるで週末のシカゴ安がなかったような展開となった。ただ、大豆を取り巻く実勢悪には変わりないことから売りも先限中心にみられ、徐々に水準を切り下げ、先限は後場寄りに4万円ちょうどまで値を沈めている。後場2節に期先12月限は4万円割れを果たしたが、先限は大台を死守する動きをみせた。ファンド筋の乗り換えの売りが吸収されていた。大引け先限は4万円維持の動きから大衆筋の値ごろ買いが膨らみ、高値引けとなった。他限月の動きとは異なったが、将来的な投げを誘う買い玉を増加させたに過ぎないとみる。今晩のシカゴ大豆は続落を想定する。時間外の上昇は売られ過ぎ警戒を解消することに寄与したとみられる。前週末に発表された成約高も中国の買い付けがみられず、極めて低調だったといえる。成約キャンセルも大量にみられる傾向が続くなど、米国大豆の輸出競争力は相当低下しているとみる。南米の荷圧迫はこれからで、期近の9ドル割れは時間の問題とみている。さて、2010年度の米国大豆の作付面積減の観測が相次いでいるが、冬小麦の作付面積大幅減を加味していないため、実際には増加するとみている。

●東京コ-ヒ-市場
22日の東京アラビカはマチマチ。期先11月限は前週末比40円安の2万1850円。海外高や他市場の強調地合いかたがた、総じて上伸し、先限は朝方から2万2000円台に入った。踏み上げが影響したとみられるが、2万2000円台での新規買いはイマイチ。その後は引き続き様子見ムードに突入している。後場に入って資金引き揚げが影響したためか、期央3限月がマイナス圏に入り、先限も2万1000円を割り込んでしまった。2万2000円が他市場への資金引き揚げのキッカケになった可能性がある。先限は大引けにマイナス圏に沈んでしまったが、形式的には2万1000円台での売り場提供といえるが、ますます不透明感だけを助長したとみるべきでは。今晩のICEコーヒーは狭いレンジでのもみあいとみられる。コーヒー独自の材料がない中、他力本願の動きとみるが、ブラジルやベトナムの売りが拡大するとみられるだけに、上値は抑制されるとみる。3月も不需要期入りを暗示させるだけに、期近5月限の1.40ドルは大きな壁と見込まれる。

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